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『セルフイメージを高めることによってあがり症は克服できる』 [あがり症が教えてくれたこと]

人前で話をしたり何かをする時、自然と上手くできる時もあれば、何をやっても上手くいかない、そもそも上手くいく気すら起こらない時なんかありますよね。
どうしてその日その時によって、このような差が生まれるのでしょうか。

その理由や原因は、その時々によっていろいろあると思いますが、実は自分の状態やパフォーマンスというのは、その時の自分の心の状態がそのまま現れたものなんです。




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あがり症は、そもそも自分の中にある思い込みがそうさせていると以前も話しましたが、人前で話をしたり何か行動を行なうなど、何かしらのパフォーマンスを行なう時、そのパフォーマンスというのはその時の心の状態がまさにそのまま現れたものなんです。

僕も以前あがり症が酷くて苦しんでいた時は、人前で話す時など
「絶対上手く話せるわけない、失敗してしまう、どうしよう…」
こんなことばかりが頭の中を駆け巡ってました。

でもあがり症が単なる思い込みであることに気付き始めた頃から、僕自身のパフォーマンスに変化が現れ始めました。
そして僕の中で「あがり症=単なる思い込み」が確信に変わった時、僕のパフォーマンスは劇的に変わりました。

もちろんこれまでできなかったことが急に上手くできるようになったわけじゃありません。
まず、前と同じように上手くいかなくても、前のように動揺したり落ち込むことがほぼ無くなりました。
上手くいかなかった理由や原因が、自分ではっきり分かるからです。

失敗したことに対し、「あがり症=自分の思い込み」という観点から問題を捉えつつ自分の心を掘り下げ心理状態を分析していくと、なぜ上手くいかなかったのか、その根本原因がだんだん見えてきます。
どこが悪いのか、何が原因なのかが分かれば、それに対していろいろ対策を練ることもできます。
すると上手くいかなくても、
「こういった思い込みが俺のパフォーマンスを邪魔していたのか」
「次はこうしてみたら上手くいくんじゃないか」
こんな風に、上手くいかないことに対する不安より、次はこうしてみようといった感じで、視点が過去にとどまらず未来へと向いていくのです。

「上手くできないんじゃないか…」
こういった不安は、一見これから起こる未来に対して不安を抱いているように思えますが、実は不安というのは過去もしくは現在の出来事に対し思い悩んでいる状態なのです。
自分が過去に経験した失敗などを思い返し、まだ起こってもない未来に対し、あれやこれや不安な心を一生懸命膨らませているのです。

でも前に失敗したからといって、また同じように失敗するとは限らないですよね。
それなのに「また失敗する」と思い込むから、自分の心が「失敗することが真実」だと認識し、あがり症の症状が表れるなど心の妨害が始まってしまうのです。
つまり「失敗」とは、全て自分の思い込みが創り出した現実なんです。

思い込みこそが失敗という現実を創り出す。
…ということは、この原理で言えば「成功」も自分の思い込みで創り出せるということですよね。

しかしそうは言っても、不安な心やネガティブなイメージというのは、なかなか払拭できるものではありません。
それが簡単にできれば誰も苦労はしませんよね。
なので僕は、どういう状況でも常により良いパフォーマンスができるよう、日頃から自分に対して良いイメージを持つよう習慣付けています。
違う表現をすれば、常にセルフイメージを高める癖を付けています。

セルフイメージとは、自己像・自己イメージなどいろいろな表現がありますが、いわゆる「自分のなかにある自分のイメージ」のことです。
つまり自分に対する自分自身の思い込みです。
あなたも自分に対するイメージってありますよね。
俺はこんな性格だ、私はこんな人間だ、みたいな。

僕にももちろんあります。
ちなみに僕の昔のセルフイメージは、
引っ込み思案で人前で話すのが苦手、リーダーシップをとったりするのなんてもってのほか、お金はそんなに必要ないし特に能力も高くないから、毎日真面目に仕事してほんのちょっとだけ贅沢できればいい、
こんな感じです。
そして気付けば、僕の人生はこのセルフイメージのとおりになっていました。
セルフイメージとは人生の設計図であり、思い込みそのものでもあります。
思い込み1つで人生も大きく変わってくるのです。

とは言ってもこのセルフイメージ、そう簡単に変わるものではありません。
これまでの人生の中で作り上げてきた思い込みというのは、想像以上に頑固なものです。
僕もこれまで試行錯誤してきて、今では自分なりのやり方を確立しましたが、今回はその中の1つを紹介しようと思います。


自分に対するネガティブな感情ってありますよね。
まずはそのネガティブな感情が湧き起こった時のことを思い出してみて下さい。
分かりやすく言えば「俺ってダメだなぁ」って思ってしまった時の自分の姿や、自分の目から見てダメだと思う人間の言動を思い起こしてみて下さい。
…思い起こしてもらえました??

では今度はその思い起こしてもらったことと正反対の行動を考えてみて下さい。

…OKですか??
もうお分かりだとは思いますが、後はその行動を実行していくのです。

例えば以前の僕であれば、
 ・失敗したり自信を失うと、いつの間にかうつむき加減で猫背になる。
 ・焦ったり余裕が無くなると、早口になったり目が泳いだり、いい訳が多くなる。
 ・苦手な相手や嫌われたくない相手に対し、変に媚を売ってしまうことがある。
こんな感じです。
そして今度は、これと反対の行動を思い浮かべ、実行していきます。

 ・失敗しようが恥をかこうが常に姿勢を正して胸を張り、堂々とした姿を崩さない。
 ・どんな状況でもゆったり落ち着いた口調で話し、相手から責められたりしても目線を相手からそらさず言い訳などは一切しない。
 ・他人に対し無駄な媚など売らない。というか他人から好かれようとしない。極端な表現をすれば「嫌いなら嫌ってもらっても全く構わないし、そもそも好かれようが嫌われようがそんなこと俺の人生には何ら影響を与えない」ぐらいの気持ちでいる。

これはもちろん僕の場合であり、全ての人がこれに当てはまるというわけではありません。
それにこれはいわゆるマインドセット(心構え)でもあり、状況によっては態度を考えなければならない時もあります。
例えば仕事で大失敗をして会社に大きな損害を与えてしまい、上司から叱られているのに胸を張って堂々としている…ちょっとおかしいですよね。
当然ちゃんと空気を読むというのが前提です。

そして気付いた人もおられるかもしれませんが、さっき挙げた僕の行なうべき行動に共通して言えることは
「他人の目や評価などを気にしない」
ということです。
以前の僕は「人からどう思われているか」ということを、極端に気にしてたんですね。

実はあがり症に共通して言えること、それは自分を信じることができない、自分の言葉や行動・考えに自信が持てない、それゆえに他人の目や評価を気にしすぎてしまい、その結果異常な緊張状態である「あがり症」という症状を引き起こしてしまうのです。
しかし「自信が無い」ことも「他人の評価」も、自分自身で勝手にその根拠(と思い込んでる)を集めてきて、勝手に想像を膨らませているだけなんです。

つまり、単なる思い込みなんです。
この思い込みを変えていくためには、過去の記事でも話した通りまず自分と信頼関係を築く、そしてセルフイメージを高めていく、そうすることによって他人の目や評価などに左右されない自分になる、こういったことがポイントとなってきます。

何度も言いますが、あがり症は単なる思い込みであり、必ず克服できます。
全ての症状は心の状態が現れたものであり、セルフイメージを変えていくことによってあがり症はその根底から克服することさえもできるのです。


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